木製トングWood Tong
From : France
19世紀ごろに使われていた木製のランドリートングです。
フランスの古い農村部で、「煮洗い」という洗濯の習慣が
あった時代に使われていたもので、当時の家庭では大きな
銅製の釜にお湯を沸かし、衣類を煮沸して汚れを落としていました。
このトングは、ぐつぐつと煮え立つ熱湯の中から、水分を含んで
重くなった衣類をかき混ぜ、引き上げるために作られた道具です。
熱い湯気から顔を遠ざけ、深い釜の底まで届くように設計されて
いるためこのような大きなサイズとなっており、先端の内側に施された
刻み目は、石鹸で滑りやすくなった布をしっかりと掴むための
実用性を考慮した職人の工夫が感じられます。
長い年月を経て、水と熱にさらされ続けた木肌は、アンティーク
ならではの「朽ちた」風合いを纏いシンプルなデザインながらも
フランスの田舎町のような素朴な空気感をもたらしてくれます。
商品はアンティーク品のため、お写真では伝わり難い色褪せや
小傷、汚れや歪み、ムシクイ跡などがございます。
追加のお写真をご希望の方はお気軽にお問合せくださいませ。