ルネ・ガブリエル ダイニングテーブル.2”Rene Gabriel” Dining Table.2
From : France
ミッドセンチュリーを代表するフランス人のデザイナー
”Rene’ Gabriel / ルネ・ガブリエル(1890-1950) " によって
1945年にデザインされたダイニングテーブルです。
こちらは【 mobilier d'urgence 】と名付けられたシリーズで、
直訳すると 「緊急用の家具」という意味があります。
1944年にフランス政府が行った、第二次世界大戦で
最大級の被害を受けた都市ル・アーブルの、
戦争で家を失った人々の為に家具付住宅を供給した復興計画で、
ルネガブリエルは、建築家のAuguste Perret(オーギュスト・ペレ) に
再建計画の一環として、家具の製作依頼されデザインしました。
その復興計画のなかで急ぎで家具を制作する必要があり、
その意を含め【 mobilier d'urgence 緊急用の家具 】と名付けたようです。
シンプルなデザインながらも、四方を囲む厚みのある無垢材の
2トーンカラーの天板や、直線的なAライン脚のデザインなど
がスタイリッシュで、応急用の家具とは思えないほど。
また、経年変化を帯びた木の心地良い質感とオレンジ味を帯びた
金褐色のカラーが、温かみを感じるナチュラルな雰囲気を漂わせます。
サイズも使いやすいサイズとなっており、ダイニングテーブルとしては
もちろん、作業台やワークデスク、ディスプレイ台としてもお勧めです。
商品はアンティーク品のため、お写真では伝わり
難い色褪せや小傷などがございます。
追加のお写真をご希望の方はお気軽にお問合せくださいませ。